後遺症やリスクは

中絶手術後のリスクや後遺症を知る

中絶手術の後のトラブルによる、不妊症、習慣性流産、生理の異常といったものが後遺症と呼ばれているものです。

手術が順調に終わっても、その後の後遺症として不妊症、習慣性流産、出産時多量出血等が残る可能性が考えられます。

初期よりも中期、手術のタイミングが遅くなればなるほど、このようなリスクや身体への負担が大きくなります。早めの相談・診療をおすすめします。

手術の後遺症としてどんな症状があるの？

代表的な症状としては、以下のものがあります。

• お腹が痛くなる（手術直後は子宮を元に戻そうと、収縮するせい）
• 生理周期やホルモンのバランスが崩れる（手術によって肉体的・精神的な影響によりホルモンバランスが崩れ、生理が始まる時期や周期に影響が出る可能性があります）
• 手術後の出血（だいたい5～10日間程度で止まります）
• 手術後の感染症（手術後の傷に細菌感染しないようにナプキンをこまめに替えたり、トイレの後、洗浄綿で消毒して下さい）

どれも体が元に戻るためのプロセスだったり、医師の言う事をしっかり聞いて注意しておけば防ぐ事ができます。

あまり気にしすぎない事が大切です。しかし、あまりにも痛みを伴う場合や出血が酷い場合は、すぐにお医者様へ相談しましょう。

中絶手術の後どのように体と心をケアするかが大切になります。中絶を行った女性の半数以上は、ストレスによる症状が発生します。

心的外傷後ストレス障害（PTSD）という症状が発生する場合もあるそうです。

手術を行った後は、心にも体にもストレスを与えない生活を心がけましょう。